お知らせが遅くなってしまいましたが…
Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の猪熊弦一郎展「猫たち」のミュージアムショップに作品を置いて頂いております。
「愛しているものをよく絵にかくんです 愛しているところに美があるからなんです」
といういのくまさんの言葉がとても好きで、共感というと烏滸がましいですがなんとなくわかる気がします。
そしていのくまさんには猫たちがこんなふうに見えていたのか、という猫に対する愛情深さやまなざしが作品から溢れていて(特にスケッチなんかは)見ていると涙が出そうでした。猫を飼っている方は「わかる」らしい。
でも私は猫を飼ったことがないのでいのくまさんと猫との関わりは想像するしかなく、どんなに想像してもわからないんだろうなと思います。
しかし私と猫との関係もまた私にしかわからないものなのかもしれません。
憧れや一方的に抱く親愛の気持ち、当たり前だけどまったく懐かない、それどころか威嚇される始末。ある時は家に侵入され資材で爪を研がれ微かに灯る憎しみの炎…(しかし見た目の可愛さで帳消しに)
そんな色々な気持ちを込め、今回は私と近所の野良猫とのやりとりやよく見る光景(喧嘩が絶えないなど)を中心に制作しました。
いのくまさんのおっしゃる”猫の小さな猛獣性”が少しでも表現出来ていれば嬉しいです。
残り数日の会期ですが素敵な作品ばかりなので猫好きな方は勿論、そうでない方も是非ご覧下さい。(鳥や馬の絵もよかったです・・・)
会場内のミュージアムショップにアーバン作品ありますので併せてご覧頂ければ幸いです。
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